ブーストタイプのジャンプ動作には、多かれ少なかれ慣性が働いている。
これを移動や回避に利用するのが慣性移動法である。
- ジャンプ慣性移動
- 空中ダッシュ → スティックニュートラル → Aちょん押しジャンプ → 空中ダッシュ…繰り返し
空中をホップするように移動する。
ゲージの消費が少ないため移動距離が伸びる。ダッシュの回数が増えるため敵の攻撃のホーミングを切りやすい。
仕組みは、スティック操作がニュートラル(スティックを傾けない状態)の時に空中でブーストジャンプすると、直前に得ていた水平方向への速度が、慣性として働きつづけるというもの。*1
ブーストジャンプタイプのボーグ全般に応用できる。
足の遅いタンクボーグでは生命線。「斜面から撃つと照準がずれる」という欠点も空中ならカバーできる。
ウイングドラゴン・フェニックスドラゴンの場合は操作が若干異なる。詳細は→フェニックスドラゴン
- 振り向き撃ち慣性移動
- 画面後方*2に空中ダッシュ → スティックニュートラル → Aジャンプ → 振り向きBショット → 空中ダッシュ…繰り返し
空中をフワッと移動する。
移動距離が伸びる。後退しながら射撃することができる。立体的な軌道となり敵の攻撃を回避しやすい。
仕組みは、空中で振り向き撃ちを行ったときの硬直中に、水平・垂直すべての方向への慣性がそのまま働きつづけるというもの。
大型マシンボーグとサイバーニンジャの場合は、スティックは倒したままの方が移動量が大きい。マシンブルー・サイバーアトラス系とサイバーニンジャはすごく速い。
サファイアナイト・ルビーナイトの場合は、振り向き撃ち時に水平方向への慣性がボーグの向いている方向へ変化する。つまりターゲットに前進する。
ドラゴンボーグの場合は、射撃中に上昇しつづけることができ、延々と滞空していられる。
他に有効なのはGレッド、真Gレッド、ガールボーグ全般、ビームガンナー。
振り向き撃ちをしないボーグ、射撃時に慣性がキャンセルされるボーグでは利用できない。
- 小刻みジャンプ
- Aちょん押しジャンプ → Aちょん押しジャンプ…繰り返し
エアジャンプみたいにピョンピョン跳ねる。
到達高度が伸びるため、高いところに登りやすい。
大型マシンボーグの場合は滞空時間が飛躍的に伸び、またスティックで水平方向への制動もしやすい。
他に有効なのは、レオパルド、ノーマルタンク、ガトリングタンク、ビームタンク、パンサービークル、サファイアナイト・ルビーナイト、サイバーニンジャ、サイバーガール系、エイリアンワーム系あたり。
それ以外のボーグは狙って使うほどでもない。
トランスフォーム中も慣性が働くが、詳細はトランスフォームの項に譲る。